ボタン付けなんて小学校で習ったきりで、ちゃんとしたボタン付けってうろ覚えになりがちですよね。
この記事では、普段裁縫をされない方にもわかりやすくボタンのつけ方をご説明したいと思います。
難しい作業はないので、一度覚えてしまうとボタン付けのハードルが下がると思いますよ。
また、ボタンの補強方法や、外出先でボタンが取れてしまった時の応急処置の方法もご紹介します。
ぜひ参考にされてくださいね。
ボタンの縫い方
針と糸を用意しましょう。
糸は
- 手縫い糸
- ボタン付け糸
- ミシン糸
- 刺しゅう糸 等
なんでも大丈夫です。
家にあるもので構いません。
糸の太さにもよりますが、2本どりで行うのがおすすめです。
(〇本どり…針に〇本通して、片方の糸はしを玉結びする方法)
2つ穴ボタン
4つ穴ボタン
4つ穴ボタンは糸の通し方(平行や×の形にしたり)によってデザインをアレンジ出来るので、お好みで楽しんでみてください。
足つきボタン
せっかく付けたボタン、どうせなら長持ちしてほしいですよね。
ひと手間でボタンが取れにくくなる方法があるのでご紹介します。
ボタンの補強方法
用意するもの
- 透明のマニキュア
ボタンの糸部分に透明のマニキュアをちょんちょんとつけるだけです。
注意点があります。
糸にだけ、少量をつける
あまりベタベタとつけてしまうと、ボタン部分にはみ出して質感や見た目が悪くなってしまう恐れがあります。
2つ穴、4つ穴ボタンに使える方法
ボタンの表に出ている糸にマニキュアを塗る方法なので、足つきボタンには使えません。
お手持ちのシャツやコートのボタンにも使えるので、ぜひ試してみてください。
外出先でボタンが取れた応急処置
安全ピン・ピアスを使う
これは足つきボタンに使える方法です。
ボタンを付いていた部分に押し当てて、裏から安全ピンを通してとめます。
ポストタイプのピアスをお持ちの方は、安全ピンの代わりにピアスを使うこともできます。
ただ、安全ピンやピアスで止めると生地に穴が開いてしまうので、デリケートな生地にはお勧めできません。
あくまで応急処置ですよ。
コンビニ・100均で裁縫セットを買う
少し時間があるのであれば、コンビニや100均で裁縫セットを買ってしまいましょう。
万が一のために鞄の中に入れておくと安心ですね。
ちょちょいと外出先でボタン付けが出来るなんて、ちょっとカッコよくないですか?
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ボタンを縫うなんて小学校の家庭科の授業ぶりだという方も多かったと思います。
しかしボタンて意外と短時間で直せるものなんです。
これを機に裁縫セットを持ち歩いて、万が一に備えると安心ですね。
また、ボタンをアレンジすることで、お手持ちのシャツなどを簡単にアレンジすることも可能です。
手芸店には色々な種類・形のボタンがあって見ているだけでも楽しいですよ。