生地

サテン生地をミシンで縫うコツ 生地の特徴とお手入れ方法

サテン生地って普通の布地と違ってツルツルしていて、どうやって扱っていいのか少し不安ですよね。

ミシンで普通に縫っちゃって大丈夫なのか、端処理はどうするべきなのか、洗濯しても大丈夫なのか。
色々な疑問が湧いてくると思います。

実はサテン生地を扱う前に、知っておいたほうがいいことがいくつかあるんです。
この記事ではそんなサテン生地に対する疑問を解決する方法、扱う際のコツをまとめました。

少しでもサテン生地を扱う際の不安がなくなればいいな、と思います。

 

サテン生地のミシン掛け3つのコツ

サテン生地はツルツルしているのが特徴ですよね。
ですが、そのツルツルさゆえに少しミシンで縫うのにコツがいるんです。

初子
初子
生地がうまく送れなかったり、糸がつれたりするんだよね

もしなんだか上手にミシンがかけられない、という方はこれからご紹介する方法を試してみてください。

針と糸を変えてみる

もし普通地用の針と糸(60番の糸や黄色の印の付いた11番の針)を使っている場合。
「うまく縫えないな…」と思ったら針と糸を薄地用に変えてみましょう。
ミシン糸は90番に、ミシン針は9番に変えてみてください

既に薄地用の針と糸をお使いの方は、針が悪くなっていないか確認してみてください。
見た目には折れていないように見えても、針先が痛んで丸くなっている場合もあります。

針先を触ってみて、チクチクとした鋭さや引っかかりを感じなくなっていたら交換時です。
ミシンの針って意外とすぐダメになったりするんです。

痛んだ針を使っていると縫いづらいだけではないんです。
生地を傷めたり、ミシンに負荷がかかってミシンの故障の原因にも
早めの交換を心がけましょうね。

押さえを変えてみる

金属製の押さえをお使いの方は、プラスチック製の押さえに交換してみてください
手芸店などにも600円前後で販売しているので、準備しておくと安心かもしれません。

また、押さえの強さを調整できるミシンをお持ちの方は、押さえを強くしてみるのもおすすめです。

薄い紙を敷いてみる

あまり縫う箇所が多くない場合に試してみたい方法です。
写し紙やハトロン紙を生地の下に敷いて、生地と一緒にミシンをかけてみてください。

縫い終わった後は、紙を左右に引っ張って破きます。
紙を上に引っ張って破くと、縫い目が乱れるので注意しましょう。

また、この方法はジグザグ縫いには使えない方法になります。

サテン生地の端処理の方法

サテン生地は他の生地に比べて端がとてもほつれやすいんです。
端の処理を行わずに作業を進めていると、端から次々にほつれてきてイライラのもとに…

サテン生地の端処理を2つご紹介します。
作りたいものにあった方法を選んでくださいね。

ジグザグミシンをかける

家庭用ミシンでの端処理といえばコレ、という方法ですね。
三つ折り処理にする場合も、あらかじめジグザクミシンをかけておけば、折っている最中に端がほつれてイライラすることも少なくなりそうです。

 

ジグザクミシンをかける場合は生地1枚でかけることが多いと思います。
そのため糸がつれたり、布がうまく送れず上手に縫えないといったトラブルが起こりがちです。

そんなときは先ほど紹介した針や糸、押さえを変えるといった方法を試してみてください

ほつれ止めをつける

手芸店には、塗るだけでほつれを防ぐことが出来る便利アイテムも売っています。
お人形のお洋服を作ったりする際には、こちらが便利かもしれません。


使う前には必ず説明書を読んで、いらない生地で試してから使ってみてくださいね。

使う加減が難しかったり、シミになってしまう場合もあります

サテン生地の端処理の方法としてライターなどの火であぶるという方法が紹介されていたりしますが、
絶対におすすめしません!!

素材によっては一気に燃えてしまう可能性も大いにあります。
絶対にやめてくださいね。

サテン生地を使って作品ができたら、次はお手入れ方法が気になりませんか?
せっかく一生懸命に作ったのですから、大事にしたいですよね。
次はサテン生地のお洗濯やアイロンがけの方法をご紹介します。

洗濯のポイント

素材がシルクのものは家庭でのお洗濯はNGです。
クリーニング屋さんにお任せしましょう。

綿やポリエステルのものは家庭でのお洗濯できます
デリケートな生地なので、優しく優しく洗いましょう。
理想はおしゃれ着洗剤を使っての手洗いです。

  1. 洗面器にぬるま湯を用意して洗剤を溶かす
  2. 生地を裏返して15分つけ置きする
  3. 優しく優しくゆすって洗う
  4. 脱水 洗濯機を使う場合は1分以下で!

洗濯機を使う場合は手洗いモードで。
生地を裏返して、必ず洗濯ネットを使用しましょう。

アイロンがけの方法

デリケートな生地なので、念には念をいれて慎重に行いましょうね。

まずは低温から始めて、あて布を使用しましょう
なかなかシワが取れないな、と思ったら少しだけ温度をあげてみてもいいかもしれません。
その際は目立たないところで試してから、温度も中温までにしてくださいね。

 

ここまでサテン生地の扱い方のコツやお手入れ方法をご紹介しました。
しかし、そもそもサテン生地とはどういった生地なんでしょうか。
サテン生地について知ると、作品作りの幅も広がるかもしれませんよ。

サテン生地とは?

サテン生地は「繻子織り(しゅすおり)」という織り方で織られた生地のことをいうんです。
ですので、一言で「サテン生地」と言っても素材が絹や綿、ポリエステルのもので特徴が違ってきます

サテン生地に共通して言える特徴としては、ツルツルとした肌触りです。
繻子織りはブロードなどの平織り(ひらおり)やデニムなどの綾織り(あやおり)と比べると、糸同士が交差してできる凸凹が少ないんです。
そのため表面に光沢ができてツルツルとした肌触りとなります。

しかし糸同士の交差が少ないので、その分生地の頑丈さは少なく、引っ掛かりにも弱くなってしまいます
これがサテン生地がデリケートといわれる理由です。

素材ごとの特徴を簡単にまとめてみました。

シルクサテン

サテンの中で最も肌触りがよく、繊細さ高級感はダントツです。
もちろんお値段もダントツ。
上品な光沢感があります。
家庭でのお手入れも注意が必要です。

ポリエステルサテン

シルクサテンより光沢感が強いものが多いです。
上品さや高級感はやはりシルクにはかないませんが、シルクのものよりお安く手に入れることが出来ます。
また家庭でお手入れできるものも多いです。

綿サテン

シルクやポリエステルのものに比べて光沢感は少ないです。
ですがサテンの中では扱いやすいので、初心者の方は綿サテンから扱うのがいいかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?
今回はサテン生地についていろいろまとめてみました。

ミシンで縫うコツ

  • 針と糸は薄地用を使う
  • 押さえをプラスチック製に変える
  • 薄い紙と一緒に縫う端処理の方法
  • ジグザグミシン(針と糸は薄地用がおすすめ)
  • ほつれ止めを使う

ハンドメイドって少しうまくいかないことがあると、一気にイライラの時間になってしまいがちです。
この記事で、サテン生地を使ったハンドメイドのお悩みが少しでも解消されれば嬉しく思います。
ハンドメイド楽しみましょうね!!